整理収納アドバイザー2級は意味ない?受講者1,000名以上を指導した認定講師が本音で解説

「整理収納アドバイザー2級を取っても、結局意味ないんじゃない?」
「片づけなら、本やYouTubeを見て独学でも学べそう」
「24,700円を払ってまで受講する価値があるの?」
講座を開催していると、こうした疑問を持っている方に出会うことがあります。
実は私自身も、すぐに受講を決めたわけではありません。
申込みボタンの前まで行っては手が止まり、画面を閉じて……。
そんなことを1年近く繰り返して、ようやく整理収納アドバイザー2級認定講座を受講しました。
今では「受けてよかった」と胸を張って言えます。
ただし、すべての人におすすめするつもりはありません。
目的によっては、整理収納アドバイザー2級を取得しても「思っていたものと違った」と感じる可能性があるからです。
私はこれまで整理収納アドバイザー2級認定講座を290回以上開催し、1,000名を超える方に整理収納をお伝えしてきました。
この記事では、整理収納アドバイザー2級認定講師として、そしてかつて受講を1年近く迷った一人として、
- 整理収納アドバイザー2級は本当に意味がないのか
- 何を学べるのか
- 独学との違い
- 24,700円の受講料に見合うのか
- 仕事に活かせるのか
- どんな人に向いているのか
について、本音で解説します。
結論:整理収納アドバイザー2級は「目的によっては意味がない」
最初に結論からお伝えすると、整理収納アドバイザー2級は、取れば誰にでもメリットがある資格ではありません。
たとえば、
「資格を取ったら、すぐに整理収納アドバイザーとして仕事を始めたい」
という方にとっては、2級だけでは目的を達成できません。
整理収納アドバイザーとしてプロ活動をするためには、さらに上位資格である1級を取得する必要があります。
また、
「便利な収納グッズをたくさん知りたい」
「誰かに家を片づけてもらいたい」
という方にとっても、期待している内容とは違うかもしれません。
一方で、
「何度片づけても、また散らかってしまう」
「収納用品を買っているのに片づかない」
「本やSNSを見ても、自分の家ではうまくいかない」
そんな方が、整理収納の基本を体系的に学び、自分で暮らしを整えられるようになるためには、とても役立つ内容です。
つまり、大切なのは「資格を取ること」そのものではなく、何のために学ぶのかです。
整理収納アドバイザー2級が「意味ない」と言われる理由
整理収納アドバイザーという名前から、
「モノの捨て方や収納テクニックを教えてもらう資格」
というイメージを持つ方も少なくありません。
そう考えると、
「片づけの本を読めば十分では?」
「YouTubeやSNSにも収納方法はたくさん載っている」
と思うのも自然なことだと思います。
ですが、整理収納アドバイザー2級認定講座で学ぶのは、単なる収納テクニックではありません。
「なぜモノが増えるのか」
「なぜ片づけても元に戻ってしまうのか」
「どうすれば使いやすい収納になるのか」
といった、整理収納の基本となる考え方を学びます。
片づけても数週間後には元通りになってしまう場合、収納方法だけではなく、その前の「整理」の段階に原因があることも少なくありません。
収納用品を買う前に、まず何を考えればいいのか。
その土台から学べるのが、整理収納アドバイザー2級認定講座です。
整理収納アドバイザー2級では何を学べる?
整理収納アドバイザー2級認定講座では、公式テキストに沿って、整理収納の基本的な考え方や進め方を体系的に学びます。
単に、
「これはここに収納しましょう」
といった方法を覚えるのではありません。
なぜ散らかってしまうのかを理解したうえで、モノとの関わり方を見直し、暮らしや動線に合った収納を考えていきます。
家族構成やライフスタイルが変われば、使いやすい収納も変わります。
だからこそ、特定の収納方法だけを覚えるのではなく、自分で考えて応用できる基本を身につけることが大切です。
この「考え方を体系的に学ぶ」という点が、本やSNSで収納アイデアを見ることとの大きな違いだと私は感じています。
整理収納アドバイザー2級は独学で取得できる?
結論からいうと、整理収納について本や動画などで独学することはできますが、独学だけで整理収納アドバイザー2級の資格を取得することはできません。
資格を取得するためには、認定された2級講座を受講する必要があります。
もちろん、
「資格はいらないから、片づけの知識だけ欲しい」
という場合は、本や動画で学ぶ方法もあります。
私自身も本を読むことが好きですし、独学そのものを否定するつもりはありません。
ただ、独学の場合は情報が断片的になりやすく、
「この方法はわかった。でも、自分の家の場合はどうしたらいい?」
というところで止まってしまうことがあります。
認定講座では、体系立てられた公式テキストに沿って学びながら、わからないところをその場で講師に質問できます。
「知識を知る」だけではなく、「自分の暮らしならどうするか」まで考えられることが、講座で学ぶメリットの一つです。
受講料24,700円は高い?費用に見合う?
整理収納アドバイザー2級認定講座の受講料は、24,700円(税込・テキスト代込み)です。
正直にいうと、私自身も24,700円を「気軽に払える金額」だとは思いません。
私が受講を迷っていたときも、
「片づけを習うために、ここまで払う必要がある?」
と思っていました。
だからこそ、申込みまで1年近くかかったのです。
でも、実際に受講して私が感じたのは、収納方法をいくつ覚えるかではなく、
「なぜ片づかないのかを、自分で考えられるようになること」
に価値があるということでした。
収納用品を買ったけれど使いこなせなかった。
SNSで見た収納を真似したけれど、自分の家では使いにくかった。
片づけたのに、しばらくすると元に戻ってしまった。
こうした経験がある方なら、収納方法を増やすことよりも、まず整理収納の基本を知ることが役立つかもしれません。
なお、整理収納アドバイザー2級には資格の更新料はありません。
また、再受講制度も用意されています。
私自身、講師として何度も講座内容をお伝えするなかで、50回ほど開催した頃に、
「これは、こういう意味だったのか」
と改めて腑に落ちたこともありました。
整理収納は、一度聞いてすべて終わる知識というより、暮らしの中で実践することで理解が深まっていくものだと感じています。
整理収納アドバイザー2級の取得方法は?試験は難しい?
「資格ということは、難しい試験があるのでは?」
と心配される方もいらっしゃいます。
整理収納アドバイザー2級は、認定講座のカリキュラムに沿って整理収納について学び、講座の最後にまとめテストを受けます。
一般的な資格試験のように、別日に試験会場へ行き、事前に何か月も試験勉強をするような資格ではありません。
講座で学んだ内容を確認するためのテストですので、
「試験が苦手だから資格取得は無理かも」
と必要以上に身構えなくても大丈夫です。
大切なのは、合格することだけではなく、講座で学んだ整理収納の考え方を、その後の暮らしにどう活かしていくかだと思います。
整理収納アドバイザー2級は仕事に使える?1級との違い
「整理収納アドバイザー2級を取ったら、片づけを仕事にできますか?」
これもよくある疑問です。
ここは誤解されやすいところなので、はっきりお伝えしておきます。
整理収納アドバイザー2級を取得しただけでは、「整理収納アドバイザー」として有償で整理収納サービスを行うことはできません。
プロの整理収納アドバイザーとして活動したい場合は、上位資格である1級を取得する必要があります。
そのため、
「2級を取れば、すぐに片づけの仕事ができる」
と思って受講すると、期待とは違ったと感じるかもしれません。
一方で、2級で学んだ整理収納の知識を、現在の仕事や日々の暮らしに活かすことはできます。
住宅、介護、保育、家事支援など住環境や暮らしに関わる仕事はもちろん、職場の環境づくりや業務スペースの整理などにも、整理収納の考え方を応用できます。
また、
「まずは自宅を片づけられるようになりたい」
「整理収納を学んでみて、将来仕事にするか考えたい」
という方にとっては、2級は整理収納を体系的に学ぶ最初のステップになります。
整理収納アドバイザー2級を受けても意味がない可能性がある人
ここまでメリットをお伝えしてきましたが、整理収納アドバイザー2級がすべての方に向いているわけではありません。
たとえば、
- 最新の便利な収納グッズをたくさん知りたい
- 収納テクニックだけを短時間で知りたい
- 今すぐ誰かに自宅を片づけてもらいたい
- 資格を取ったらすぐ整理収納アドバイザーとして仕事をしたい
という方には、目的と講座内容が合わない可能性があります。
整理収納アドバイザー2級認定講座は、片づけ代行サービスでも、便利グッズを紹介する講座でもありません。
自分自身で整理収納について考え、実践できるようになるための土台を学ぶ講座です。
ここを理解したうえで受講することが、「取ったけれど意味がなかった」を防ぐポイントだと思います。
整理収納アドバイザー2級がおすすめの人
反対に、次のような方には特におすすめです。
- 何度片づけても、しばらくすると元に戻ってしまう
- 収納用品をたくさん買ったのに片づかない
- 本やSNSを参考にしても、自分の家ではうまくいかない
- 自分の片づけ方が合っているのかわからない
- 家族が片づけてくれなくて困っている
- 感覚ではなく、整理収納の基本をきちんと学びたい
- 将来、整理収納を仕事にすることにも興味がある
整理収納の仕組みを理解すると、
「また散らかった。私は片づけが苦手だから仕方ない」
で終わらせるのではなく、
「なぜここは散らかるんだろう?」
「収納場所が生活動線に合っていないのかな?」
「そもそもモノの持ち方を見直した方がいいのかな?」
と、自分で原因を考えられるようになります。
私は、この「自分で考えられるようになること」が、整理収納を学ぶ大きな意味だと思っています。
整理収納アドバイザー2級はオンラインでも受講できる
整理収納アドバイザー2級認定講座は、対面だけでなくオンラインでも受講できます。
私の講座でも、対面講座とオンライン講座を開催しています。
対面では、講師やほかの受講生と同じ空間で学べること。
オンラインでは、子育てや介護のために家を空けれない方や遠方にお住まいの方でも自宅から参加でき、移動時間がかからないこと。
それぞれにメリットがあります。
「近くで講座が開催されていない」
「仕事や家庭の都合で移動が難しい」
という方も、オンラインなら受講しやすくなります。
自分の生活スタイルに合った方法を選んでいただければと思います。
私の整理収納アドバイザー2級講座で大切にしていること
整理収納アドバイザー2級認定講座は、どの認定講師から受講しても、基本となるカリキュラムと公式テキストは同じです。
だからこそ、講師を選ぶときには、
「どんな経験を持っている人なのか」
「どんな伝え方をしているのか」
も一つの判断材料になると思います。
私はこれまで290回以上の2級認定講座を開催し、1,000名を超える方に整理収納をお伝えしてきました。
また、実際のお客様宅で整理収納サービスを行ってきた経験から、テキストだけではイメージしにくい部分については、できるだけ実際の暮らしに置き換えてお伝えしています。

講座中には、
「ここは家に帰ってから、もう一度見てほしい」
というところに印をつけたり、付箋を貼っていただいたりすることもあります。
私が目指しているのは、資格を取って終わる講座ではありません。
講座が終わって家に帰ったときに、
「ちょっと、ここを片づけてみようかな」
と思ってもらえる講座です。
実際に手を動かし、自分の暮らしに取り入れてこそ、整理収納の学びは意味を持つと考えているからです。
「意味があるか迷っている」という方へ
この記事をここまで読んで、
「やっぱり受けてみたい」
と思った方もいれば、
「興味はあるけれど、まだ少し迷う」
という方もいらっしゃると思います。
迷っていても大丈夫です。
何しろ私自身、受講するまで1年近く迷った一人です。
大切なのは、資格を取ることを目的にするのではなく、
「整理収納を学んで、自分はどうなりたいのか」
を考えることです。
「何度片づけても元に戻る暮らしを変えたい」
「自分だけではなく、家族も暮らしやすい家にしたい」
「感覚でやってきた片づけを、一度きちんと学びたい」
「将来、整理収納を仕事にすることにも興味がある」
そんな気持ちがあるなら、整理収納アドバイザー2級で学ぶことは、その最初の一歩になるかもしれません。
まずは開催日程や講座内容を確認してから、受講するかどうかを考えていただいて構いません。
整理収納アドバイザー2級認定講座のご案内
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 受講料 | 24,700円(税込・テキスト代込み) |
| 開催方法 | 対面・オンライン |
| 開催日程 | 最新の日程は講座案内ページをご確認ください |
| 対象 | 整理収納の基本を学び、2級資格を取得したい方 |
| 申込方法 | 講座案内ページよりお申込みいただけます |
講座の日程・開催場所・詳しい内容については、こちらからご確認いただけます。


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